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国風文化 貴族社会のなかの「唐」と「和」

シリーズ古代史をひらく

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-00-028500-1
4-00-028500-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 349P 19cm

商品内容

目次

“国風文化”への招待(吉川真司)
国風文化の構造(佐藤全敏)
唐滅亡後の東アジアの文化再編(河上麻由子)
国風文化期の美術―その成立と特徴(皿井舞)
王朝物語の創始と継承(金光桂子)
文の声、読みのあや―漢詩文における国風文化(ブライアン・スタイニンガー)
座談会 “国風文化”とは何か(吉川真司・佐藤全敏・河上麻由子・皿井舞・金光桂子・河尻秋生)

出版社・メーカーコメント

平安時代半ば、中国文化による圧倒的な影響を脱して生まれたとされる日本独自の「国風文化」。だが近年その理解は大きく変化している。「唐」と「和」の関係は、実際にはいかなるものだったか。いつ始まり終わったのか。美術・文学作品の具体的な変容をたどり、また朝鮮半島ほか近隣地域との比較を通じて、その真相に迫る。

著者紹介

吉村 武彦 (ヨシムラ タケヒコ)  
1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史
吉川 真司 (ヨシカワ シンジ)  
1960年生。京都大学教授。日本古代史
河尻 秋生 (カワジリ アキオ)  
1961年生。早稲田大学教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)