• 本

山族公務員の流儀

出版社名 時事通信出版局
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-7887-1750-3
4-7887-1750-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 214P 19cm

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要旨

「お役所仕事」という言葉があるように、官僚や公務員には、四角四面で融通が効かず、前例踏襲の平板な仕事というイメージがあるのではないだろうか。しかし、実際には、社会を少しでもよくしようと、アイデアを張り巡らせながらダイナミックに仕事をする公務員も少なからずいる。本書の著者もその一人だ。本書では、官僚として県境を越える15回の転勤を繰り返し、奈良県、北九州市、島根県、北海道、兵庫県、熊本市などに勤務した著者が、それぞれの赴任地や中央で携わったアイデアあふれる改革とその実現までの経緯を綴っている。著者の趣味は山登りであり、赴任地の山々を踏破し、日本三百名山も完登した。書名の「山族」には、山登りが好きな転勤族という意味が込められており、著者の「山あり谷ありの公務員人生」を象徴してもいる。著者は1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、自治省入省。総務省では情報通信政策局地方情報化推進室長や自治行政局情報政策企画官として情報政策を担当するとともに、行政管理局管理官、地域力創造グループ地域自立応援課長、消防大学校長を歴任している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年7月14日]

商品内容

要旨

自治省入省後、日本各地に転勤し地方創生に邁進しながら、日本三百名山も完登。元総務省キャリア官僚が語る仕事のアイディア実現力とダイナミズム。

目次

第1章 ゼロから創る(天然温泉を掘る(北九州市企画局調整課)
隠岐島をインターネットの島に!(島根県商工労働部企業振興課) ほか)
第2章 着眼点(市町村合併論をぶち上げる(奈良県総務部地方課)
究極の不良債権に挑む(島根県総務部財政課) ほか)
第3章 突破力(巨額の負担から地方を守る(自治省財政局調整室)
単身で横田基地に乗り込む(自治省税務局企画課) ほか)
第4章 現場重視(昭和天皇崩御の朝(自治省消防庁総務課)
山に登って地域を知る(島根県総務部財政課) ほか)
第5章 試行錯誤で前進(幻となった世界一のタワー構想(北九州市企画局調整課)
すべての避難所にパソコンを整備せよ!(北海道総務部財政課) ほか)

著者紹介

牧 慎太郎 (マキ シンタロウ)  
1964年生まれ、兵庫県出身。1986年東京大学法学部卒業後、自治省入省。総務省では情報通信政策局地方情報化推進室長や自治行政局情報政策企画官として情報政策を担当するとともに、行政管理局管理官、地域力創造グループ地域自立応援課長、消防大学校長を歴任。また、奈良県、北九州市、島根県、北海道、兵庫県、熊本市など地方勤務も数多く経験し、赴任地の山々を踏破したほか、日本三百名山も完登。現在、総務省地域力創造アドバイザー、自治大学校客員教授、日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)