• 本

下剋上

講談社現代新書 2624

出版社名 講談社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-06-523630-7
4-06-523630-4
税込価格 968円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

上杉謙信、朝倉孝景、斎藤道三、三好長慶、織田信長…なぜ「主殺し」は、引き起こされたのか?

目次

第1章 長尾景春の叛乱と挫折―下剋上の走りは、太田道潅の活躍で鎮められた
第2章 伊勢崇瑞の伊豆乱入―「下剋上の典型」とは言いがたい名誉回復行為だった
第3章 朝倉孝景と尼子経久の困難―守護家の重臣が主家から自立し、実力で戦国大名化した
第4章 長尾為景・景虎(上杉謙信)の幸運―頓挫もした親子二代での下剋上には、幸運が重なっていた
第5章 斎藤利政(道三)の苛烈―強引な手法で四段階の身上がりを経た、戦国最大の下剋上
第6章 陶晴賢の無念―取って代わる意図はなかったのに、なぜ主君を殺したのか
第7章 三好長慶の挑戦―将軍を追放して「天下」を統治し、朝廷も依存するように
第8章 織田信長から秀吉・家康へ―下剋上の連続により、名実ともに「天下人」の地位を確立

著者紹介

黒田 基樹 (クロダ モトキ)  
1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)