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地図帳の深読み100年の変遷

出版社名 帝国書院
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-8071-6587-2
4-8071-6587-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 177P 21cm

商品内容

要旨

おもな掲載テーマ―飛行機が珍しかった時代、時代の変化に敏感な世界地図と国旗、日本産レアメタル、地図帳に残る地域の名産品。

目次

第1章 地図帳で往時の「世相」を追う
第2章 地図帳は黙して「時代」を語る
第3章 「境界」が語る版図の変遷
第4章 「地名」は時の流れとともに
第5章 時代とともに変わる注目すべき「地形」
第6章 地図帳に人々の息吹を吹き込んだ「産業」の資料

出版社・メーカーコメント

地図帳の老舗・帝国書院と地図研究家・今尾恵介氏がタッグを組んだ『地図帳の深読み』待望の第2弾!今回のテーマは、ズバリ「昔の地図帳」。100年以上の歴史を持つ帝国書院の書庫に眠る大正や戦前戦後の地図帳を、今回も今尾氏ならではの軽妙洒脱な筆致で「深読み」します!日本一高い山、日本の東西南北端、地名、国名、国旗、国境など…現代の地図と読み比べると、あらゆる部分が変わっていることに気づかされます。各時代の地図帳を「深読み」すると、地図帳が作られた当時の社会情勢、時代背景がまざまざと浮かび上がってきて、歴史好きな方にも読み応えがある一冊に仕上がりました。皆さんが学生時代に使っていた頃の地図帳も登場するかもしれません。家の奥に眠るあの地図帳、今もう一度繙いてみませんか。

著者紹介

今尾 恵介 (イマオ ケイスケ)  
1959年横浜市出身。地図研究家。明治大学文学部ドイツ文学専攻中退。中学生の頃より帝国書院の地図帳を愛読。授業で国土地理院発行の地形図に出会い、地形図マニアになる。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員を務める。『地図マニア 空想の旅』集英社インターナショナル(第2回斎藤茂太賞受賞)、『今尾恵介責任編集 地図と鉄道』洋泉社(第43回交通図書賞受賞)、『日本200年地図』河出書房新社(監修・日本地図学会2019年学会賞受賞)など地図や地名、鉄道に関する著作が多数ある。2019年度には、日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)