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「書体」が生まれる ベントンと三省堂がひらいた文字デザイン

出版社名 三省堂
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-385-34915-2
4-385-34915-0
税込価格 3,630円
頁数・縦 313,6P 図版16P 21cm

商品内容

要旨

ベントン彫刻機と三省堂がなければ、日本の活字デザインの歴史は変わっていた!?かつて、活字のデザインは、ごく限られた天才=「種字彫刻師」の頭の中にのみあるものだった。現代の「書体デザイン」につながる手法を伝えたのは、辞書の「三省堂」とベントン彫刻機だったのだ。これは、「書体」が生まれるその舞台裏で奔走したひとびとの記録である。

目次

第1章 三省堂の創業
第2章 「文字印刷」の三省堂へ
第3章 ベントン彫刻機導入の先駆者
第4章 三省堂とベントン彫刻機
第5章 三省堂の書体研究のはじまり
第6章 三省堂のベントン活字の誕生
第7章 三省堂のベントン彫刻機の成果
第8章 戦渦の三省堂とベントン彫刻機
第9章 ベントン彫刻機の国産化
第10章 ベントン彫刻機の量産化
第11章 ベントン彫刻機の普及と活用

著者紹介

雪 朱里 (ユキ アカリ)  
ライター、編集者。1971年生まれ。写植からDTPへの移行期に印刷会社に在籍後、ビジネス系専門誌の編集長を経て、2000年よりフリーランス。文字、デザイン、印刷、手仕事などの分野で取材執筆活動をおこなう。『デザインのひきだし』誌(グラフィック社)レギュラー編集者もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)