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PTAモヤモヤの正体 役員決めから会費、「親も知らない問題」まで

筑摩選書 0218

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-480-01736-9
4-480-01736-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

子どものいる親の多くが経験するPTA。保護者間の交流などプラス面もある一方で、「?」なことも少なくない。「入退会は自由」が原則なのに、そうなっていないPTAが大半だ。個別の事情が考慮されないまま、「一人一役」などの仕組みで決められる係。そして上部団体へとその一部が「上納」されるPTA会費。各地のPTAやその上部団体で使途不明金が見つかったこともある。学校単位のPTAから、それらを束ねる「日P」まで、PTAの「モヤモヤ」に多角的に迫った渾身のドキュメント。すべての保護者、学校関係者、必読の書!

目次

第1章 まだまだおかしいPTA(初のPTA活動、1年目で挫折
親をモヤモヤさせるのは… ほか)
第2章 これだけは知っておきたいPTA(PTAの仕組みの基本
PTAはどのように始まったのか?)
第3章 親も知らないPTAの世界(「大きなPTA」の解剖―「P連」の世界
PTA組織の頂点、「日P」とは?)
第4章 「大きなPTA」はどこへ行く?(「親学」とPTAと現実政治と
PTAと日本青年会議所(JC))
第5章 これからのPTAのために(動き出すPTA問題
どこが、どう変わるといいのか? ほか)
特別編 不合理なことは不合理だと声を出す―前川喜平氏インタビュー

出版社・メーカーコメント

「入退会自由のはずがそうでない」問題から「会費の行方が殆ど知られていない」問題、「もっと大きくて深い問題」までPTAに「?」を持つ全ての人、必読の書!

著者紹介

堀内 京子 (ホリウチ キョウコ)  
1997年より朝日新聞記者。経済部、文化くらし報道部、特別報道部など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)