• 本

悪党の裔 下

新装版

中公文庫 き17−13

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-12-207125-4
4-12-207125-9
税込価格 748円
頁数・縦 286P 16cm
シリーズ名 悪党の裔(すえ)

商品内容

要旨

倒幕はなった。だが恩賞と官位の亡者が跋扈する建武の新政に、明日があるとは思えなかった。乱がある―播磨に帰った円心は、悪党の誇りを胸にじっと待つ。そして再び、おのが手で天下を決する時はきた。足利尊氏を追って播魔に殺到する新田の大軍を、わずかな手勢でくい止めるのだ。赤松円心則村を中心に描く漢たちの軌跡。

出版社・メーカーコメント

おのが手で天下を決したい――倒幕後の新政に倦み播磨に帰った円心に再び時が来た。尊氏を追う新田の大軍を食い止めるのだ! 渾身の北方「太平記」。

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』で歴史小説にも進出、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。13年に紫綬褒章受章、16年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。20年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)