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日本移民日記

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-00-061504-4
4-00-061504-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

移民として生きる経験に根ざし、日本語表現の新たな地平を切り開くラッパーMOMENT JOON、待望にして初の著作!

目次

1 「いない」と言われても僕はここに「いる」
2 日本語上手ですね
3 引退します。ホープ・マシーン。
4 井口堂から、次のホームへ
5 「チョン」と「Nワード」、そしてラップ(前編)
6 「チョン」と「Nワード」、そしてラップ(後編)
7 僕が在日になる日
8 シリアス金髪
9 バッド・エンドへようこそ
10 私の愛の住所は
付録 僕らの孤独の住所は日本

出版社・メーカーコメント

韓国出身の移民として生きる経験に根ざし、日本語表現の新たな地平を切り開くラッパー、MOMENT JOON。日本のヒップホップ、「外人」であること、差別語、詩人・金時鐘との出会いなど、日々の経験と思索から見える日本社会の風景を、鋭く率直な言葉で綴る。硬直した社会にくさびを打ち込む、待望にして初の著作!

著者紹介

MOMENT JOON (MOMENT JOON)  
ラッパー。ソウル特別市出身。移民である自身の経験に根ざした唯一無二の表現を追求し、2020年のファーストアルバム『Passport&Garcon』では、日本社会における排外主義の興隆や差別意識の蔓延、同調圧力、シニシズムといったものを怒りや不安とともに突きつけ、その上で「君が居るから日本は美しい」と歌って大きな反響を呼んだ。執筆の分野でも『文藝』(河出書房新社)に自身の徴兵体験をもとにした小説「三代 兵役、逃亡、夢」を発表するなど、多方面に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)