老子探究 生きつづける思想
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2021年12月 |
ISBNコード |
978-4-00-002607-9
(4-00-002607-0) |
税込価格 | 3,410円 |
頁数・縦 | 444P 20cm |
商品内容
要旨 |
『論語』と並んで読みつがれてきた『老子』とは一体どんな書物か、古代からどう読み解かれ、中国歴代王朝の統治にどうかかわったか。老子思想の発展・展開を大きな時代のうねりとして捉え明快に語る。この試みを支えるのは原テクストの深く尖鋭な読解である。老荘思想研究の第一人者による永年にわたる老子探究の到達点。 |
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目次 |
1 老子という人物(歴史的存在としての老子 |
出版社・メーカーコメント
老荘・道教思想研究の第一人者による長年にわたる老子研究の成果を示す著作。全3部の構成。第I部で、老子の人物像の変遷、第II部で、書物『老子』の成立、中国歴代王朝の統治のなかでの受容の展開、第III部では『老子』の代表的な2種の注釈書(王弼注と河上公注)を取り上げ、その注釈から『老子』解釈の多様性を明らかにする。