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アメリカ音楽の新しい地図

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-480-87409-2
4-480-87409-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 240,4P 19cm

商品内容

要旨

テイラー・スウィフト、ケンドリック・ラマー、ブルーノ・マーズ、カーディ・B、ラナ・デル・レイ、チャンス・ザ・ラッパー、そしてBTS―2010年代以降のアメリカ音楽シーンを彩るポップスターたち。激変する政治経済、人口動態、メディア、そしてコロナ禍の中で、彼らの輝きはいかなる現代アメリカの相貌を描きだすのか。『アメリカ音楽史』の著者にして、ポピュラー音楽研究の俊英が放つ最新のアメリカ音楽グラフィティ!

目次

1 テイラー・スウィフトとカントリーポップの政治学
2 ブルーノ・マーズとポストコロニアル・ノスタルジア
3 ヒップホップにおけるアフロ=アジア
4 音楽メディアとランキング・システム
5 ラナ・デル・レイとフェイクの美学
6 チャンス・ザ・ラッパーとシカゴの政治/文化
7 ケンドリック・ラマーと黒のグラデーション
8 カーディ・Bとリズム・オブ・ジ・アメリカス
9 BTSと「エイジアン・インヴェイジョン」
10 パンデミックとアメリカ音楽

出版社・メーカーコメント

トランプ大統領の下、加速度的に分断が進行したアメリカ。音楽をめぐる環境も激変する中で、ポップアイコンたちの様々な闘いの軌跡を追う!テイラー・スウィフト、ケンドリック・ラマー、ブルーノ・マーズ、カーディ・B、ラナ・デル・レイ、チャンス・ザ・ラッパー、そしてBTS――2010年代以降のアメリカ音楽シーンを彩るポップスターたち。激変する政治経済、人口動態、メディア、そしてコロナ禍の中で、彼らの輝きはいかなる現代アメリカの相貌を描きだすのか。『アメリカ音楽史』の著者にして、ポピュラー音楽研究の俊英が放つ最新のアメリカ音楽グラフィティ!

著者紹介

大和田 俊之 (オオワダ トシユキ)  
1970年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程修了。博士(文学)。慶應義塾大学法学部教授。2011年、『アメリカ音楽史―ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ、第33回サントリー学芸賞受賞)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)