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おっさんの掟 「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」

小学館新書 417

出版社名 小学館
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-09-825417-0
4-09-825417-4
税込価格 946円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

2022年に開幕したラグビー新リーグ。その発足に向け中心的な役割を果たしていたのが、前年まで法人準備室長・審査委員長を務めた谷口真由美氏だ。谷口氏はなぜ突如としてラグビー界を追われたのか、秘された理由を明らかにする。彼女が目にしたラグビー界は、男性中心主義、時代遅れな序列主義など、ダメな日本社会の縮図だった―。

目次

巻頭対談 川淵三郎×谷口真由美
第1章 カラスの群れにヒョウ柄のおばちゃん
第2章 改革の急先鋒・清宮兄さんの失敗
第3章 神輿に担がれて「新リーグの顔」へ
第4章 「チーム審査」と大義
第5章 かくして「審査」は反故にされた
第6章 日本社会を蝕む「おっさん」たちの正体

出版社・メーカーコメント

ラグビー界、こんなハチャメチャやったんか  2022年1月に開幕したラグビー新リーグ。その発足に向け中心的な役割を果たしていたのが、前年まで法人準備室長・審査委員長を務めた谷口真由美氏だ。彼女はなぜ突如としてラグビー界を追われたのか、その秘された理由を明らかにする。彼女が目にしたラグビー界は、男性中心主義、時代遅れな序列主義など「おっさん」的価値観が支配する、ダメな日本社会の縮図だった−−。<あなたの会社にも、こんな「おっさん」いませんか?>●口癖は「みんなそう言っている」「昔からそうだ」●ITや新しい提案には「リスクが大きい」●ムラの長には絶対服従、部下や下請けには高圧的●退職の日まで「勝ち逃げ」できれば、が本音●部下の功績は自分の手柄。「アレオレ詐欺」の常習犯川淵三郎氏(日本サッカー協会キャプテン)との特別対談も収録!  【編集担当からのおすすめ情報】  『サンデーモーニング』(TBS系)のコメンテーターとしてお馴染みの谷口真由美氏が、日本ラグビー協会理事として経験した驚愕の体験を明かします。具体的な事例からニッポンの「おっさん社会」の問題点をえぐる本書は、令和版「失敗の本質」「タテ社会の人間関係」とも言える刺激的な論考となっています。

著者紹介

谷口 真由美 (タニグチ マユミ)  
1975年大阪府生まれ。法学者。大阪芸術大学客員准教授。専門は国際人権法、ジェンダー法など。「全日本おばちゃん党」を立ち上げ、テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。2019年6月、日本ラグビーフットボール協会理事に就任。2020年1月にラグビー新リーグ法人準備室長に就任。その後新リーグ審査委員長も兼任するが、2021年2月に法人準備室長を退任。6月に協会理事、新リーグ審査委員長も退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)