帝国をつなぐ〈声〉 日本植民地時代の台湾ラジオ
出版社名 | ミネルヴァ書房 |
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出版年月 | 2022年2月 |
ISBNコード |
978-4-623-09279-6
(4-623-09279-8) |
税込価格 | 7,700円 |
頁数・縦 | 247,4P 22cm |
商品内容
要旨 |
一九二五年に始まった日本のラジオ放送は、一九二八年一一月の御大礼を中継するべく、「外地」や満洲国も含めた放送網の整備を進めた。日中戦争が始まると、「東亜放送網」を形成し、日本の版図全域に拡大。ラジオは国語やラジオ体操の普及など、国民化=皇民化のための文化的統合の手段として用いられ、また台湾放送協会は南方への宣伝の拠点ともなった。本書は、台湾を舞台に、帝国をつなぐ“声”として機能した初期ラジオの実相を明らかにする。 |
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目次 |
「帝国」の時代に、ラジオはいかに響いたか |