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経営リーダーのための社会システム論 構造的問題と僕らの未来

至善館講義シリーズ:MBAを超えて

出版社名 光文社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-334-95293-8
4-334-95293-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 305P 22cm

商品内容

要旨

「安全、快適、便利」なのに、なぜ生きづらいのか?

目次

プロローグ 社会という荒野を仲間とともに歩く
第1章 構造的問題とは何か
第2章 2段階の郊外化とシステム世界の全域化
第3章 郊外化がもたらす不全感と不安
第4章 3段階めの郊外化と人間関係の損得化
第5章 「われわれ意識」が喪失した社会をどう統治するか
第6章 神格化するテック、動物化する人間
第7章 あなたにとって「よい社会」とは?
第8章 共同体自治の確立とリーダーの条件
エピローグ 天才・宮台真司の絶望と希望

著者紹介

宮台 真司 (ミヤダイ シンジ)  
社会学者。大学院大学至善館特任教授。東京都立大学教授。東京大学文学部卒(社会学専攻)。学部と院で廣松渉・小室直樹に師事。1987年東京大学教養学部助手。1990年数理社会学の著作『権力の予期理論』で東京大学より戦後5人目の社会学博士学位取得。権力論・国家論・宗教論・性愛論・犯罪論・教育論・外交論・文化論で論壇を牽引。政治家や地域活動のアドバイザーとして社会変革を実践してきた。2001年から「マル激トーク・オン・ディマンド」のホストを務め、独自の映画批評でも知られる
野田 智義 (ノダ トモヨシ)  
大学院大学至善館理事長・学長。特定非営利活動法人アイ・エス・エル(ISL)創設者。1983年東京大学法学部卒、日本興業銀行入行。その後渡米し、マサチューセッツ工科大学(MIT)より経営学修士号(MBA)、ハーバード大学より経営学博士号(DBA)を取得。ロンドン大学ビジネススクール助教授、インシアード経営大学院(フランス)助教授を経て帰国。既存のMBA教育に飽き足らず、2001年、財界トップ等120名の支援を得て独自の教育機関ISL(Institute for Strategic Leadership)を創設。大企業の経営幹部、社会起業家等約1、600名を輩出。2018年に、ISLを母体に至善館を開校し現在に至る。専攻は経営政策、組織戦略、リーダーシップ論で、インシアード在籍中には3年連続で最優秀教授賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)