看守の信念
出版社名 | 宝島社 |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-299-02644-6
(4-299-02644-6) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 353P 19cm |
商品内容
要旨 |
第一話「しゃくぜん」釈放前の更生プログラムに参加した模範囚が、外出先で姿を消した。発見されるまでの「空白の30分」で何が起きたのか?第二話「甘シャリ」刑務所内で行われた運動会の翌日、集団食中毒事件が発生。これは故意の犯行なのか。炊事係の受刑者が容疑者に浮上するが…。第三話「赤犬」古い備品保管庫で原因不明の火災が起きた。火の気もなく、人の出入りもなかったはずの密室でいったいどうして?第四話「がて」窃盗の常習犯である受刑者の心の拠り所は、あるジャズシンガーとの文通。しかし、その女性は実在していなかった―。第五話「チンコロ」「また殺される」と書かれた匿名の投書が刑務所に届く。差出人は元受刑者か。そして、投書に隠された意味とは?骨太の人間ドラマ×驚愕の刑務所ミステリー。 |
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出版社・メーカーコメント
敏腕刑務官・火石が五つの難題に立ち向かう! 刑務所を舞台に描かれる重厚な連作ミステリー! 『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家による最新作! 未来屋小説大賞第2位、「本の雑誌」2020年度ミステリベストテン2位にランクインと、高い評価を得た『看守の流儀』に続く、刑務所ミステリーです。