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二本の棘 兵庫県警捜査秘録

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-04-111945-7
4-04-111945-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 271P 19cm

商品内容

要旨

兵庫県警には、絶対に忘れてはならない“棘”が刺さったまま残っている。未解決に終わった「グリコ・森永事件」と「朝日新聞阪神支局襲撃事件」のことだ―「グリコ・森永」「赤報隊」「少年A」等を担当した元捜査一課長が初めて明かす捜査の舞台裏!

目次

1章 神戸連続児童殺傷事件(「何かの間違いやないか」
直前に起きていたもうひとつの「少年事件」 ほか)
2章 グリコ・森永事件(「広域重要指定事件」誕生の経緯
秘密主義で進められた捜査 ほか)
3章 ノンキャリ刑事の青春―昭和事件簿1(伝説の刑事「トモさん」がいた時代
定年退職後も「職務」を継続 ほか)
4章 亡き者たちのために―昭和事件簿2(警察庁広域重要指定112号事件
駅へと続いていく「ルミノール反応」 ほか)
5章 朝日新聞阪神支局襲撃事件―「赤報隊」を追って(新聞社「デスク十戒」が示すもの
捜査打開を願う男が聞いた「天の声」 ほか)

出版社・メーカーコメント

捜査を指揮した元一課長が初めて明かす、少年Aにたどり着く激動の90日平成初期に起きた凄惨な事件の現場は神戸だった――。「グリコ・森永事件」「朝日新聞阪神支局襲撃事件」「神戸連続児童殺傷事件」の3つの大きな事件に関わった伝説のノンキャリ刑事が事件の内幕と資料を初公開。

著者紹介

山下 征士 (ヤマシタ セイシ)  
1938年鹿児島県生まれ。鹿児島県立甲南高等学校卒業後、1958年兵庫県警巡査を拝命。捜査三課、捜査一課で刑事畑を歩む。1980年代の未解決事件「グリコ・森永事件」「朝日新聞阪神支局襲撃事件」の捜査を担当。1997年の「神戸連続児童殺傷事件」では捜査一課長として現場を指揮し、解決に導いた。1998年、伊丹署長を最後に退職。最終職階は警視正(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)