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暴力と紛争の“集団心理” いがみ合う世界への社会心理学からのアプローチ

出版社名 ちとせプレス
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-908736-24-7
4-908736-24-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 369P 19cm

商品内容

要旨

人類史上、幾度となく起きてきた集団による暴力や紛争。集団暴力や集団間紛争はなぜ起きるのか?それらを解消することはできるのか?コミット型、生存戦略型の2つの「集団モード」の観点から、人間の心理・社会過程、集団間相互作用過程を捉え、暴力や紛争が誘発されるメカニズムを読み解く。

目次

暴力と紛争の“集団心理”―社会心理学の視点から
第1部 内集団過程と集団モード(集団への愛は暴力を生み出すか?
集団への埋没と暴力―没個性化、暴動
「空気」が生み出す集団暴力 ほか)
第2部 外集団への認知と集団間相互作用過程(人間はヨソ者をどう見ているのか?―偏見の科学
「敵」だと認定されるヨソ者
報復が引き起こす紛争の激化)
第3部 暴力と紛争の解消を目指して(どうやって関わり合えばよいのか?―暴力と紛争の解消を目指して)
今から紛争と暴力がより減少した未来をいかにつくっていくか?―あとがきに代えて

著者紹介

縄田 健悟 (ナワタ ケンゴ)  
2011年、九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了。博士(心理学)。現在、福岡大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)