西田幾多郎の哲学 物の真実に行く道
岩波新書 新赤版 1929
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年5月 |
ISBNコード |
978-4-00-431929-0
(4-00-431929-3) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 200,2P 18cm |
商品内容
要旨 |
西田幾多郎の哲学の根底には、つねに「自己が自己を見る」という「自覚」の考えがあり、それが「純粋経験」「絶対自由意志」「絶対無の場所」「絶対矛盾的自己同一」の思想や論理として展開されている。西田哲学の形成過程を「自己」の自覚から「世界」の自覚に至る自覚自身の深化と転回の過程として明確に説き明かす。 |
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目次 |
序論 自覚の哲学としての西田哲学 |
出版社・メーカーコメント
難解とされる西田幾多郎の思想の本質は、「自覚」の哲学である。この見地から、初期から晩期までの独自の様々な鍵概念「純粋経験」「自覚」「絶対無の場所」「絶対矛盾的自己同一」に沿って、「悪戦苦闘のドキュメント」と評された西田の思索の内的運動と展開の軌跡を明確に解読する。西田哲学への最良の道案内。