エレクトリック・シティ フォードとエジソンが夢見たユートピア
出版社名 | 白水社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-560-09885-1
(4-560-09885-9) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 305,15P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 トヨタ自動車の「ウーブン・シティ」計画をはじめ、民間企業が主導して、最新テクノロジーを用いた新しい都市づくりを進めるケースが目立ってきている。同様の動きが、およそ100年前のアメリカでもあった。フォード・モーター創業者ヘンリー・フォードによる“テクノ・ユートピア構想”である。本書は、1920年代アメリカでヘンリー・フォードが友人である発明王トーマス・エジソンの協力のもと、アラバマ州マッスル・ショールズに建設しようとして、結局実現には至らなかった、斬新な「夢の町」構想をめぐる顛末を中心に、アメリカ社会の変遷を描いたノンフィクション。二人の事業家が南北戦争からの南部の復興のために水力発電ダムを建設することを志し、さらに第一次世界大戦の軍需で硝酸塩製造工場が建設されたマッスル・ショールズだが、終戦後に必要なくなり、政府が売却先を公募。それに入札したのが、自動車業界を征服して巨額の富を築いたヘンリー・フォードだった。著者は医化学系ジャーナリスト。米国国立がん研究所で勤務したのち、フリーランスのライターとなり、医療関連の記事をAmerican Health, Journal of the American Medical Associationなどに寄稿。 |
商品内容
要旨 |
巨大ダムによる水力発電、最先端の家電品、自家用車に幹線道路―。一〇〇年前、アラバマ州の田舎町を舞台にフォードが主導した「テクノ・ユートピア構想」と、それを取り巻く濃密な人間模様を描いた傑作ノンフィクション。 |
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目次 |
第1部 マッスル・ショールズ(川が歌う土地 |
出版社・メーカーコメント
ダム、電気、自動車――100年前、フォードが主導したテクノ・ユートピア構想を取り巻く濃密な人間模様を描いた傑作ノンフィクション。