いずれすべては海の中に
竹書房文庫 ぴ2−2
出版社名 | 竹書房 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-8019-3117-6
(4-8019-3117-0) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 454P 15cm |
商品内容
文学賞情報 |
2023年
第54回
星雲賞受賞 |
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要旨 |
最新の義手が道路と繋がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、多元宇宙のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりで解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、詠ぎ続ける。その果てに待つものは―。静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。 |