戦争と罪責
岩波現代文庫 社会 332
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-00-603332-3
(4-00-603332-X) |
税込価格 | 1,518円 |
頁数・縦 | 399P 15cm |
商品内容
要旨 |
戦場で残虐行為を行った兵士たちの心情を精神病理学者が丹念に聞き取る。なぜそのような行為を行ったのか、その時に何を感じたのか、その後、自らの行為とどのように向き合ってきたのか…。集団に順応することを求められる社会において、抑圧された「個」の感情を私たちはいかにして回復するのだろうか。 |
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目次 |
罪の意識を抑圧してきた文化 |
出版社・メーカーコメント
戦争の時代、そして戦後を通じて、日本人は「悲しむ力」を失い続けてきた。戦地で残虐な行為を行った将校、軍医、憲兵……。彼らは個人としてどのように罪を意識し自らの行為と向き合ってきたのか。精神病理学者による丹念な聞き取りをもとに解明する。罪の意識を抑圧する文化のなかで豊かな感情を取り戻す道を探る。