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お天気ハンター、異常気象を追う

文春新書 1373

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-16-661373-1
4-16-661373-1
税込価格 935円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

「観測史上初」の激烈な猛暑、「数十年に一度」レベルの豪雨や台風…。異常気象は、なぜこれほどまでに増えたのか。一方、世界ではビル・ゲイツが気象ビジネスに特化したファンドを作るなど、商機として気候変動が注目される。アルゼンチンに生まれ、英語で世界の天気を報じる実力派気象予報士が綴る、新たな教養としての「異常気象」入門。

目次

第1章 日本の異常気象(線状降水帯―梅雨前線よりも細い雨雲の帯が災害級の雨をもたらす
ゲリラ豪雨―あっという間に姿を消す神出鬼没の大雨
梅雨―東アジアの「空の水道」は災いか天の恵みか
アジアと台風―いまだかつてない「スーパー台風」の襲来も
豪雪―温暖化にもかかわらず豪雪が増える理由
高温―2100年の日本では、熱中症が季節病ではなくなる
桜―入学式に桜は昔の話!?半世紀で一週間開花日が早まった)
第2章 世界の異常気象(熱波―生物に次々と異変が。地球は「第六絶滅期」に突入か
干ばつ―実はもっとも死者数が多い気象災害の恐ろしさ
山火事―“自然の火炎放射器”が起こす火災を抑えられるか
北極・南極―「温暖化のホットスポット」北極と海氷が増える南極
大雨―激増する陥没穴とサバクトビバッタ
ハリケーン―核爆弾でも破壊できない膨大なエネルギーの渦
海洋―「海洋生物の墓場」デッドゾーンが拡大中
温暖化から始まるストーリー―ヒトは気候変動でどう変わる!?)
第3章 地球の未来予想図(勃興する気象ビジネス―ビル・ゲイツやグーグル子会社も注目
グリーンナッジ―無理強いせずに一人ひとりの意識変革を促す方法)

出版社・メーカーコメント

なぜ異常気象は急増しているのか? ビル・ゲイツも巨額投資する気候変動ビジネスの可能性は? 新時代を生き抜く必読の書。

著者紹介

森 さやか (モリ サヤカ)  
NHK WORLD‐JAPAN気象アンカー。南米アルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれ、横浜で育つ。2011年より現職、英語で世界の天気を伝えるフリーの気象予報士。日本気象学会、日本気象予報士会、日本航空機操縦士協会・航空気象委員会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)