• 本

樋口一葉赤貧日記

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-12-005598-0
4-12-005598-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 329P 20cm

商品内容

要旨

「金銀はほとんど塵芥の様にぞ覚えし」貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧。いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか?金銭事情で読み解く、日本初の女性職業作家の新しい姿。激動の時代を生き、24歳で貧苦の内にこの世を去った樋口一葉。その生涯とお金との関係は、矛盾と逆説に満ちている―

目次

序章 樋口家、江戸へ出る―山梨の百姓から直参の御家人へ
第1章 桜木の宿 七歳まで―樋口家の経済闘争
第2章 二つの挫折 七歳から十五歳
第3章 悲劇の幕開け 十五〜十八歳
第4章 恋と文学と借金と 十八〜十九歳
第5章 デビューと失恋 十九〜二十歳
第6章 間奏 二十〜二十一歳―大成のための寄り道
第7章 貧困という鉱脈 二十二〜二十四歳
終章 一葉の値段

出版社・メーカーコメント

貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧。いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか?金銭事情で読み解く、日本初の女性職業作家の新しい姿。

著者紹介

伊藤 氏貴 (イトウ ウジタカ)  
1968年生まれ。明治大学教授。専攻は美学、文藝思潮(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)