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徳川家康と武田信玄

角川選書 664

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-04-703712-0
4-04-703712-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 347P 19cm

商品内容

要旨

桶狭間合戦を契機にした自立から今川攻め、亡国の危機に瀕した三河一向一揆、信玄駿河侵攻と三方原合戦の大敗―若き家康が直面した「どうする?」の決断には、つねに大国武田との攻防があった。両者はいつどのように互いの存在を意識し、なぜ手を結び、ついには手切れとなったのか。巷間いわれる「信玄にやられ続けた家康」像は果たして正しいのか。膨大な史実と数少ない史料の「点と点」を繋ぎ合わせ、新たな歴史を立体的に浮かび上がらせる。

目次

第1章 松平元康と武田信玄
第2章 今川氏攻略に向けた動き
第3章 家康と信玄、今川攻めへ
第4章 不気味な静けさ
第5章 徳川家康、生涯最大の危機

出版社・メーカーコメント

2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証者、待望の最新作!信玄の誤解や焦りを利用し、したたかに足元をみてゴネる家康――2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証者が従来像をくつがえし、戦国史の最前線に斬り込む。

著者紹介

平山 優 (ヒラヤマ ユウ)  
1964年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭。2016年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」、2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)