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終着駅 新装版

河出文庫 み4−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-309-41944-2
4-309-41944-5
税込価格 990円
頁数・縦 232P 15cm
シリーズ名 終着駅

商品内容

要旨

デビュー作『時刻表2万キロ』と『最長片道切符の旅』の間に執筆されていた幻の連載「終着駅」。当連載を含む発掘作品で構成される、最後の随筆集。あらゆる鉄路を最果てまで乗り尽くした著者が注いだ鉄道愛は、果てなくどこまでも続く。消えゆくローカル線の旅情を紡いだ「鉄道紀行文学の父」が届ける車窓の記憶。

目次

第1章 終着駅(原野のはての漁港町
都心にのこる終着駅の原型 ほか)
第2章 車窓に魅せられて(梅雨の旅の魅力
冬こそ旅の季節 ほか)
第3章 鉄路を見つめて(最長片道切符の話
時刻表症候群 ほか)
第4章 レールに寄り添いながら(若い日の私―突然、アガらなくなった
されど国鉄 わが人生の郷愁列車 ほか)
第5章 書評・文庫解説(増井和子『7つの国境』―天衣無縫な旅行記
川崎洋『わたしは軍国少年だった』 ほか)

出版社・メーカーコメント

幻の連載「終着駅」を含む、著者最後の随筆集。あらゆる鉄路を最果てまで乗り尽くした著者が注いだ鉄道愛は、果てしなくどこまでも続く。「鉄道紀行文学の父」が届ける車窓の記録。新装版。

著者紹介

宮脇 俊三 (ミヤワキ シュンゾウ)  
1926年、埼玉県生まれ。東京大学西洋史学科卒業後、中央公論社に入社。出版部長、『中央公論』編集長等を経て、1978年に退社。同年に国鉄全線乗車記『時刻表2万キロ』を刊行し、日本ノンフィクション賞を受賞。その他の著作に『最長片道切符の旅』『時刻表昭和史』等多数。2003年2月26日病没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)