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科学技術の軍事利用 人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う

平凡社新書 1032

出版社名 平凡社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-582-86032-0
4-582-86032-X
税込価格 1,034円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

古くは火薬や測量術から、コンピューター、GSP、ドローン、そして宇宙開発まで、科学・技術と軍事開発は古今東西、つねに不可分のものとして発展してきた。近年ではAIや心身の強化改造、人体実験などの軍事利用の是非が喫緊の問題として浮上している。「軍民両用」ははたしてどこまで許されるべきなのか。科学・技術と軍事の結びつきの歴史をたどり、最先端の課題を生命倫理の第一人者と考える。

目次

第1部 戦争と科学・技術の関わり(科学・技術と戦争の結びつきの歴史
軍民両用―科学・技術の戦争と平和)
第2部 軍事科学研究の進展にどう向き合うか―最先端の事例から考える(人工知能兵器はどこまで許されるか
兵士の心身の強化改造の是非
軍による人体実験の現在と課題)

著者紹介

〓島 次郎 (ヌデシマ ジロウ)  
1960年横浜生まれ。東京大学文学部卒。同大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。専門は生命倫理、科学技術文明論。三菱化学生命科学研究所主任研究員、熊本大学客員教授、東京財団研究員などを経て、生命倫理政策研究会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)