病が分断するアメリカ 公衆衛生と「自由」のジレンマ
ちくま新書 1744
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2023年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-07571-0
(4-480-07571-2) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
コロナ禍のアメリカでは、迅速な疫学調査とワクチン開発がなされたにもかかわらず、多くの死者が出た。ワクチン接種に当初から反対が根強く、マスク着用では国が分断された。アメリカの公衆衛生が抱える深刻なジレンマ―国民の健康と自由な活動という背反する価値のどちらを優先するかをめぐって、どんな論争があったのか。20世紀初頭以来の公衆衛生史を繙きつつ、社会格差・地域格差・人種格差などによって分断されているアメリカの諸問題を追究する。 |
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目次 |
第1章 そもそも公衆衛生とは何か(公衆衛生の三要素 |
出版社・メーカーコメント
コロナ禍のアメリカは、世界で最悪の死者が出た。20世紀初頭以来の公衆衛生史を繙きつつ、収入・居住地域・人種などで分断されているアメリカの問題を探る。