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親密な手紙

岩波新書 新赤版 1993

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-00-431993-1
4-00-431993-5
税込価格 968円
頁数・縦 187P 18cm

商品内容

要旨

「窮境を自分に乗り超えさせてくれる「親密な手紙」を、確かに書物にこそ見出して来たのだった」。渡辺一夫、サイード、井上ひさし、オーデンなどを語る魅力的な読書案内。自身の作品とともに日常の様々なできごとを描き、初めて大江作品に出会う人への誘いにもなっている。『図書』好評連載を収録した、未来に向けての一冊。

目次

1章(不思議な少年
困難な時のための ほか)
2章(バロックのブクブク
愛をとりあげられない ほか)
3章(様ざまな影響
茫然たる自分の肖像 ほか)
4章(不確かな物語
もぐらが頭を出す ほか)

出版社・メーカーコメント

「窮境を自分に乗り超えさせてくれる「親密な手紙」を、確かに書物にこそ見出して来たのだった」。渡辺一夫、サイード、武満徹、さらにエリオット、オーデン、ジョイスなどを語る魅力的な読書案内。自身の作品とともに日常や社会の様々なできごとを描き、初めて大江作品に出会う人への誘いでもある。『図書』好評連載。

著者紹介

大江 健三郎 (オオエ ケンザブロウ)  
1935年愛媛県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。58年『飼育』で芥川賞受賞。『万延元年のフットボール』(谷崎潤一郎賞)、『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』(読売文学賞)など受賞多数。1994年にノーベル文学賞受賞。2004年、井上ひさし氏、加藤周一氏らとともに「九条の会」の呼びかけ人になる。2023年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)