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経済学レシピ 食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-492-31554-5
4-492-31554-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 275,20P 19cm

商品内容

要旨

ライ麦、えび、牛肉、チョコレート、にんにく…18の食べ物を巡る知の冒険。ロンドン大学人気教授が書いたまったく新しい入門書。

目次

にんにく―経済学をおいしく味わう「食のあれこれ」
第1部 先入観を克服する(どんぐり―文化は経済発展に影響するか
オクラ―資本主義と自由の関係
ココナッツ―貧しさと生産性にまつわる根本的誤解)
第2部 生産性を高める(片口鰯―高い技術力こそ最強の武器である
えび―幼稚産業保護政策を使いこなせ
麺―起業は個人的な挑戦か
にんじん―「諸刃の剣」特許制度をどうすべきか)
第3部 世界で成功する(牛肉―「自由貿易」の不都合な真実
バナナ―「バナナ共和国」が意味する暗い現実
コカ・コーラ―さらば「新自由主義政策」)
第4部 ともに生きる(ライ麦―社会保障制度が発展し続ける理由
鶏肉―結果の平等・機会の平等・能力の平等
唐辛子―保育・介護・看護の過小評価の問題)
第5部 未来について考える(ライム―気候変動の効果的な解決策
スパイス―「株式会社」の長所と副作用
いちご―機械は人間の仕事を奪うのか
チョコレート―スイスは世界一の「工業国」という事実)

出版社・メーカーコメント

料理好きな気鋭の経済学者が、食べ物を題材に複雑な経済学の話をおいしく味わってもらえるよう書いた「教養としての経済学」。

著者紹介

チャン,ハジュン (チャン,ハジュン)   Chang,Ha‐Joon
ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)で経済学を教えている。世界を代表する経済学者のひとり
黒輪 篤嗣 (クロワ アツシ)  
翻訳家。上智大学文学部哲学科卒業。ノンフィクションの翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)