• 本

女たち三百人の裏切りの書

新潮文庫 ふ−42−7

出版社名 新潮社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-10-130537-0
4-10-130537-4
税込価格 1,155円
頁数・縦 676P 16cm

商品内容

要旨

後世の人々よ、本ものの宇治十帖を語ろう、語りましょう―。源氏物語が世に広まって百年あまり。改竄され流布した物語を正すため、紫式部が怨霊となって蘇り、宇治十帖のその真の姿を語り出す。やがて発表された物語は、人々の思惑とともに時代を動かし始め、壮大な女たちの裏切り合いに発展していく―。読売文学賞、野間文芸新人賞の二冠に輝いた、嘘と欲望渦巻く、全く新しい源氏物語。

出版社・メーカーコメント

後世の人々よ、本ものの宇治十帖を語ろう、語りましょう−−。源氏物語が世に広まって百年あまり。改竄され流布した物語を正すため、紫式部が怨霊となって蘇り、宇治十帖のその真の姿を語り出す。やがて発表された物語は、人々の思惑とともに時代を動かし始め、壮大な女たちの裏切り合いに発展していく−−。読売文学賞、野間文芸新人賞の二冠に輝いた、嘘と欲望渦巻く、全く新しい源氏物語。

著者紹介

古川 日出男 (フルカワ ヒデオ)  
1966年、福島県郡山市生れ。’98年『13』でデビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞、日本SF大賞、’06年『LOVE』で三島由紀夫賞、’15年『女たち三百人の裏切りの書』で野間文芸新人賞、’16年には読売文学賞を受賞。戯曲『冬眠する熊に添い寝してごらん』(’14)ならびに「ローマ帝国の三島由紀夫」(’18)は岸田國士戯曲賞の候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)