愛しみに溺レル
出版社名 | 扶桑社 |
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出版年月 | 2023年12月 |
ISBNコード |
978-4-594-09643-4
(4-594-09643-3) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 251P 19cm |
商品内容
要旨 |
刹那の光を求めてネオン街で出会ったわたしたちの、真っ暗闇の青春。売春、オーバードーズ、リストカット。学校や家より、わたしはここにいたい。よるべなき若者たちの孤独と、痛みと、共生を活写した鮮烈な「トー横文学」の誕生! |
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出版社・メーカーコメント
よるべなき若者たちの孤独と、痛みと、共生を活写した鮮烈な「トー横文学」の誕生!「これが新宿の片隅のリアル。どこまでも希望のない物語だ。だからこそ、深く胸を穿つ」−−カツセマサヒコ(『明け方の若者たち』)家庭にも学校にも居場所がない女子高生ジウは、救いを求め単身東北から東京を目指す。たどり着いた新宿歌舞伎町の東宝ビル周辺、通称・トー横で出会ったのは、自分と同じ境遇の仲間たち。売春、オーバードーズ、リストカット−−。彼らの生き方に憧れ、引き込まれて行くうちに、ジウは生きる意味を見出していくが、幸福な時間は長く続くはずもなく……。ずっと隣にだれかがいてほしかった。それ以上のこと、わたしは望んでない。混沌として、人間の掃き溜めみたいな街。でもそれがわたしたちの居場所なんだ。(本文より)