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計測の科学 人類が生み出した福音と災厄

出版社名 築地書館
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8067-1661-7
4-8067-1661-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 380P 20cm

商品内容

要旨

降雨量と放射線、宇宙の深さ、カロリーと歩数、幸福と苦痛―。われわれはさまざまなものを計測し、世界を理解しようと努めてきた。計測はもはやわれわれの生活に欠かせないものとなっている一方で、知性や嗜好といったものまで数値化し、選別の手段として活用されている。計測の歴史をていねいにひもとき、計測が私たちの住む世界を作っただけでなく、私たち自身をも作りあげてきたことを描く。計測がもたらした光と影に迫る異色のノンフィクション。英『タイムズ』紙サイエンスブック・オブ・ザ・イヤー2022選出!『ニューヨーカー』誌2022年ベストブック選出!『ロサンゼルス・タイムズ』紙2022年書籍賞科学&テクノロジー部門ファイナリスト!

目次

第1章 文明の発展と計測
第2章 融通の利く計測
第3章 世界を測る
第4章 計測基準を定める
第5章 メートル革命勃発
第6章 世界じゅうを区切る
第7章 生と死を測定する
第8章 メートル法に抗う人々
第9章 すべての人たちのための計測
第10章 管理される日常

著者紹介

ヴィンセント,ジェームズ (ヴィンセント,ジェームズ)   Vincent,James
ロンドン出身のジャーナリスト兼ライター。『インディペンデント』、『フィナンシャル・タイムズ』、『ロンドン・レビュー・オブ・ブックス』、『ワイアード』、『ニュー・ステーツマン』など数多くの出版物に寄稿している。現在は『The Verge』のシニアライター。本書が初の著書
小坂 恵理 (コサカ エリ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)