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限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

朝日新書 941

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-02-295252-3
4-02-295252-0
税込価格 957円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

こんな場所になぜ?全国に広がる放棄住宅の謎を掘り起こす!都心部のマンションが高騰する一方、郊外では、家屋もまばらで空き地だらけのまま放置されている宅地も増加している。投機型分譲地、原野商法、別荘地・リゾートマンションなど、高度成長期からバブル期にかけて世を席巻した、杜撰な土地ビジネスがもたらした負の遺産の軌跡を辿り、現在の不動産バブルとの共通性を見出し、警鐘を鳴らす。

目次

第1章 取り残される限界ニュータウン
第2章 限界ニュータウンはこうして売られた
第3章 原野商法の実相
第4章 変質するリゾートマンション
第5章 限界ニュータウンの住民
第6章 限界ニュータウンの売買
第7章 限界ニュータウンは二度作られる

出版社・メーカーコメント

全国で急増する放棄分譲地「限界ニュータウン」売買の驚愕の手口を明らかにする。高度成長期からバブル時代にかけて「超郊外住宅」が乱造した経緯に迫り、原野商法やリゾートマンションの諸問題も取り上げ、時流に翻弄される不動産ビジネスへの警鐘を鳴らす。

著者紹介

吉川 祐介 (ヨシカワ ユウスケ)  
1981年静岡市生まれ。主に千葉県北東部に散在する旧分譲地の探索ブログ「URBANSPRAWL―限界ニュータウン探訪記」の開設をきっかけに、より探索範囲を拡大したYouTubeチャンネル「資産価値ZERO―限界ニュータウン探訪記」を運営するほか、寄稿、講演などの仕事も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)