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基本法見直しは日本農業再生の救世主たりうるか 農政の新たな展開方向をめぐって

日本農業年報 69

出版社名 筑波書房
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-8119-0672-0
4-8119-0672-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 255P 21cm

商品内容

目次

総論 基本法見直しは転換期の歴史的課題に向き合っているか
第1部 食料安保を担保する基本法の見直しをどうとらえるか(基本法見直しは自給率向上・戦略備蓄に正面から向き合っているか―国民一人一人の食料安全保障の陥穽
基本法見直しにおける農業政策の批判的検討―多様な農業人材を中心に
農業所得の形成と適正価格―フランスのエガリム法制定の背景にみる所得支援のあり方
「環境政策」・「みどり戦略」の本命は有機農業
基本法体系の機能不全と見通しの論点)
第2部 国際的な視点からみた基本法見直しの歴史的位置(新自由主義的食料安全保障・「世界農業」化の破綻とパラダイム転換―フードレジーム論の視点からみた基本法見直し
EU農政における食料安全保障と環境・気候対策―基本法への示唆
中国の食糧需給動向と「食糧安全保障法」の意義―日本農政が学ぶもの)
第3部 国民諸階層からみた基本法見直しへの期待(生協からの「基本法見直しへの意見書」
県単一農協での取り組みからみた基本法見直しの課題
水田農業の位置づけをめぐって―飼料用米振興の視点から
現場の生産者からの発言)

著者紹介

谷口 信和 (タニグチ ノブカズ)  
東京大学名誉教授
安藤 光義 (アンドウ ミツヨシ)  
東京大学大学院農学生命科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)