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『社会の未来』を読む

シュタイナー社会論入門 1

出版社名 春秋社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-393-32564-3
4-393-32564-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

「社会有機体三分節化」思想の射程。ベーシック・インカム構想の源流とその今日的意味。シュタイナー1919年の講演『社会の未来』をテキストに現代に通じる社会問題の本質的課題を探る。

目次

『社会の未来』を読む(精神の問題としての社会論
経済生活―労働の価値
法生活―社会感覚の共有
精神生活―自由と個と沈潜精神と法と経済の調和に向けて
国民生活と国際生活)
社会の生命化とベーシック・インカム

出版社・メーカーコメント

『社会の未来』(1919)はナチス台頭前夜、ロシア革命直後、時代に抗して語られた貴重な講演録である。現代人の真の生活要求に応えるあらたな社会関係を志向する試み。現代ベーシック・インカム論の源流たる社会思想を今日的視点から読み解く。

著者紹介

高橋 巖 (タカハシ イワオ)  
東京、代々木に生まれる。慶應義塾大学文学部大学院修了後、ドイツに留学。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、シュタイナー思想に出会う。1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとる(美学・西洋美術史を担当)。1985年、日本人智学協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)