• 本

はじめての橋本治論

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-309-03179-8
4-309-03179-X
税込価格 3,850円
頁数・縦 325P 20cm

商品内容

要旨

「桃尻娘」を特別な傑作としてこよなく愛する著者が、『草薙の剣』「昭和三部作」など、“日本現代文学の最重要作家”のほぼすべての小説・戯曲を読みほどき、新たな地図を提示する本格評論、誕生!!

目次

第1章 橋本治と日本語の言文一致体
第2章 小説を語る声は誰のものなのか?―「桃尻娘」シリーズ全6部
第3章 関係ない他人の幸せを描こう―『蝶のゆくえ』その他の短編集
第4章 私たちの百年の戦記―『草薙の剣』
第5章 四つの家の物語―『巡礼』『橋』『リア家の人々』
第6章 その他の小説・戯曲一挙解説

著者紹介

千木良 悠子 (チギラ ユウコ)  
作家・劇作家・演出家。慶應義塾大学在学中、短編小説「猫殺しマギー」を発表する。以後、小説やエッセイの執筆を行う。2011年、劇団「SWANNY(スワニー)」を旗揚げし、多数の演劇作品を上演。2018年から2022年までドイツ・ベルリンに滞在して活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)