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名言・失言の近現代史 下

1946−

歴史文化ライブラリー 595

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-642-05995-4
4-642-05995-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 239P 19cm
シリーズ名 名言・失言の近現代史

商品内容

要旨

与野党とも内紛に明け暮れ、「怨みつらみ」が渦巻く戦後政界。なぜ西尾末広は首相の座を蹴り、何が田中角栄を天才たらしめたのか。宮沢喜一の首を絞めた「らしくない」発言とは。「ことば」が語る、現代政治の内幕。

目次

戦後政治の中の「ことば」―プロローグ
戦後リーダーたちの口跡(吉田茂の「密」なる空間
政治家・西尾末広の死ぬ時
社会党の歩めなかった道)
派閥政治の行き着くところ(石原慎太郎の見た「田中角栄」
中曽根康弘の語る「怨みつらみ」)
「政治改革」以後(宮沢喜一の大見得
細川護煕の深夜劇場
橋本龍太郎の自虐)
政治の「ことば」空間はどこへいくのか―エピローグ

出版社・メーカーコメント

与野党ともに内紛に明け暮れ、寝業師たちが暗躍する戦後政界。社会党は脱皮できずに迷走し、派閥抗争が激化した自民党内では「怨みつらみ」が渦巻く。なぜ西尾(にしお)末広(すえひろ)は首相の座を蹴り、何が田中角栄を「天才」たらしめたのか。宮沢喜一の首を絞めた、「らしくない」発言の真意とは。戦前とは一味違う「ことば」を読み解き、現代政治の内幕を探る。

著者紹介

村瀬 信一 (ムラセ シンイチ)  
1954年、東京都に生まれる。現在、川村学園女子大学・清泉女子大学非常勤講師、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)