〈声なき声〉のジャーナリズム マイノリティの意見をいかに掬い上げるか
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2963-3
(4-7664-2963-X) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 281,4P 20cm |
商品内容
要旨 |
本書は、現代のデジタル化するメディア環境において、言説がより個別に、より自然に、より親密になり、「真正性」(本物らしさ)を追い求めるなかで、ジャーナリズムをどのように再定義すべきかを論ずるものである。『真相深入り!虎ノ門ニュース』や『ハートネットTV』、『クィア・アイ』といったTV番組の言説構造の分析から、ジャーナリズムが“声なき声”をいかに掬い上げ、活性化すべきかの方途を探る。そして、ジャーナリズムの担い手が送り手と受け手の垣根を超え、等身大の自分自身として語り、自分たちの居場所としてのメディアについて考える。そうした社会のかたちのイメージを描き出し、もっと幅広い文化的実践をジャーナリズムとして再評価していく。 |
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目次 |
序論 「声なき声」をどのように活性化すべきか |