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近衞忠輝人道に生きる

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-12-005783-0
4-12-005783-6
税込価格 2,090円
頁数・縦 313P 20cm

商品内容

要旨

旧華族の家に生まれ、「中立」を胸に、身を賭して人助けの道を歩んだ「赤十字人」の軌跡。

目次

第1章 生い立ち(華族の暮らし
素養を育む
世界に雄飛)
第2章 日赤に入社(駆け出しの頃
近衞家を守る
婚約、結婚、新婚生活
ネイ子とともに)
第3章 戦後の人道支援(現場を知る
インドシナ危機
先の大戦の清算)
第4章 赤十字運動を牽引(政治と向きあう
日赤をより強く
連盟会長就任
東日本大震災
連盟会長2期目)

出版社・メーカーコメント

旧華族の細川家に生まれ、母方の近衞家の養子に。学習院大学卒業後、2年間の英国留学を経て、日本赤十字社入社。日本赤十字社社長、また、アジア人として初めて国際赤十字・赤新月社連盟会長も務めた。本書では、幼い頃の記憶、青年期に受けた薫陶を胸に、武力紛争や自然災害などの危機の現場に半世紀あまり立ち続け、ぶれない人道主義を貫いた「赤十字人」の歩みを語る。

著者紹介

近衞 忠輝 (コノエ タダテル)  
1939年東京生まれ。学習院大学卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに2年間留学。1964年日本赤十字社入社。2005〜2019年日本赤十字社社長。2009〜2017年国際赤十字・赤新月社連盟会長を兼務。2022年、長年にわたる人道支援活動の功績が国際的に認められ、個人に贈られる国際赤十字・赤新月運動における最高位の褒賞アンリー・デュナン記章受章。日本赤十字社名誉社長。近衞家31代当主
沖村 豪 (オキムラ タケシ)  
1967年栃木県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。90年にプラントエンジニアリング大手日揮入社。93年に読売新聞東京本社入社。横浜支局、社会部、東北総局、西部本社社会部、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員を経て、2014年から東京本社社会部編集委員。皇室にかかわるテーマを中心に取材執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)