隠された聖徳太子 近現代日本の偽史とオカルト文化
ちくま新書 1794
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-480-07621-2
(4-480-07621-2) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 263P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本史上、最も神秘に満ちた「聖人」―聖徳太子。近代において「人間太子」も登場するが、それは無論ただの人間ではない。日本が「西洋化」する中、彼と西洋との繋がりが語られる。そして「オカルトブーム」では、前近代と異なる形で「超能力者」として新たな命を吹き込まれる。様々な姿の太子を描く人々は、何を求めてきたのか。太子の「謎」は、人間の「隠されたもの」への強い関心を掻き立てる。本書では「歴史」と「偽史」の曖昧な境界を歩みつつ、その真相を読み解く。 |
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目次 |
序 隠されたものへの視点―偽史から聖徳太子を考える |
出版社・メーカーコメント
異能者? 予言者? キリスト教の影響を受けている? 誰もが知る聖徳太子は、近現代このように理解されてきた。日本人が彼に求めたものの深層を読みとく。