• 本

彼岸花が咲く島

文春文庫 り3−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-16-792246-7
4-16-792246-0
税込価格 792円
頁数・縦 207P 16cm

商品内容

要旨

彼岸花が咲き乱れる砂浜に流れ着いた少女は、宇実と名付けられる。その島では二つの言語が話され、「ノロ」と呼ばれる女性に統治されていた。宇実は同じ年ごろの游娜、その幼なじみの拓慈と共に過ごすうち、島の深い歴史に導かれていく―。言語・性別などの既存の境界線を問い直す世界を描いた、芥川賞受賞作

著者紹介

李 琴峰 (リ コトミ)  
1989年、台湾生まれ。作家・日中翻訳家。2013年来日。早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。17年『独り舞』(原題「独舞」)で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。19年『五つ数えれば三日月が』で第161回芥川龍之介賞、第41回野間文芸新人賞の侯補になる。21年『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨新人賞受賞、同年、『彼岸花が咲く島』で第34回三島由紀夫賞候補、第165回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)