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没落官僚 国家公務員志願者がゼロになる日

中公新書ラクレ 818

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-12-150818-8
4-12-150818-1
税込価格 990円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

「ふつうのマジメな官僚」が壊れていく…。元キャリアの行政学者が、政治主導改革30年の“嵐”を総括。

目次

第1章 霞が関を焦土に変えた行政改革
第2章 危機対応できない警察国家
第3章 天下りが先細る先にある「政商」問題
第4章 内閣人事局と官邸官僚が霞が関を破壊した
第5章 政治家の下請けになったとぼやくエリート官僚
第6章 若手や女性の前途を阻む、哀しき「拘牢省」
終章 問われない、政治家の能力

出版社・メーカーコメント

「ブラック霞が関」「忖度」「官邸官僚」「経産省内閣」といった新語が象徴するように、片やスーパーエリート、片や「下請け労働者」という二極化が進む。地道にマジメに働く「ふつうの官僚」が没落しているのだ。90年代〜推進された政治主導は成功だったのか?/著者は元労働省キャリアで、公務員制度改革に関わってきた行政学者。実体験をおりまぜながら、「政官関係」「天下り」「東大生の公務員離れ」等の論点から“嵐”の改革30年間を総括する。

著者紹介

中野 雅至 (ナカノ マサシ)  
神戸学院大学現代社会学部教授。1964年奈良県大和郡山市生まれ。同志社大学文学部卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科(博士後期課程)修了。経済学博士。大和郡山市役所勤務ののち、旧労働省入省(国家公務員1種試験行政職)。2004年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授、その後教授。14年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)