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嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

文春文庫 す25−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-16-792288-7
4-16-792288-6
税込価格 1,298円
頁数・縦 537P 16cm

商品内容

要旨

なぜ語らないのか。なぜいつも独りなのか。そしてなぜ嫌われるのか。謎めいた沈黙と非情な采配に翻弄された男たちの証言から、孤高にして異端の名将の実像に迫る。組織における人材登用術、リーダーの覚悟などビジネスパーソンにも影響を与えた傑作ノンフィクション。文庫版新章「それぞれのマウンド」収録。

目次

プロローグ 始まりの朝
第1章 川崎憲次郎―スポットライト
第2章 森野将彦―奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介―二つの涙
第4章 宇野勝―ロマンか勝利か
第5章 岡本真也―味方なき決断
第6章 中田宗男―時代の逆風
第7章 吉見一起―エースの条件
第8章 和田一浩―逃げ場のない地獄
第9章 小林正人―「2」というカード
第10章 井手峻―グラウンド外の戦い
第11章 トニ・ブランコ―真の渇望
第12章 荒木雅博―内面に生まれたもの
エピローグ 清冽な青
文庫版新章 それぞれのマウンド

著者紹介

鈴木 忠平 (スズキ タダヒラ)  
1977年、千葉県生まれ。名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社で中日、阪神などプロ野球担当記者を16年間経験して2016年に退社。2019年までNumber編集部に所属したのち、フリーのノンフィクション作家として活動する。本作で第32回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第44回講談社本田靖春ノンフィクション賞、第21回新潮ドキュメント賞を受賞。ノンフィクション賞の三冠を達成したのは史上初(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)