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日本映画の「働き方改革」 現場からの問題提起

平凡社新書 1069

出版社名 平凡社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-582-86069-6
4-582-86069-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

近年、セクハラ・パワハラ、長時間労働や低賃金など過酷な実態が明らかとなってきている映画業界―。問題の根底にある要因は一体何なのだろうか?そして、業界に携わる人々が健全に働くためには具体的にどうすればよいのだろうか?映画監督としての立場から提案する持続可能な映画業界をつくるための解決策。

目次

第1章 日本映画の「現状」(ある新人スタッフの現場―深田の経験から
過重労働の末にある死 ほか)
第2章 日本映画の「これまで」(日本映画界における雇用形態の変化
日本映画の製作費)
第3章 日本映画の「これから」(統括機関を求めて
資金の循環 ほか)
第4章 映画の歴史から学ぶメディアリテラシー(他国での映画・映像教育
授業「映画の歴史から学ぶメディアリテラシー」 ほか)

著者紹介

深田 晃司 (フカダ コウジ)  
映画監督・1980年東京都生まれ。映画美学校修了後、2005年から平田オリザ主宰の劇団「青年団」に所属。その一方で自主映画も監督。10年、『歓待』で東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞受賞。16年に『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査委員賞受賞。22年、東京国際映画祭にて黒澤明賞を受賞。20年、濱口竜介らと共に小規模映画館支援のための「ミニシアター・エイド基金」を立ち上げ。22年には是枝裕和、諏訪敦彦らと共に「action4cinema日本版CNC設立を求める会」を立ち上げ活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)