はじめての胃もたれ 食とココロの更新記
出版社名 | 太田出版 |
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出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-7783-1979-3
(4-7783-1979-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 219P 19cm |
商品内容
要旨 |
「もう若くないなあ」からはじめるセルフケア。腹八分目のとどめかた、隙あらば野菜を足すムーブメント、日傘&はらまきのススメ…作って食べる日々を綴った手探りエッセイ。 |
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目次 |
第1章 いろんなところにガタが来る(はじめての胃もたれ |
出版社・メーカーコメント
「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。もうすぐ50歳。調子にのって食べすぎると胃がもたれる。お腹いっぱいが苦しい。量は変わらないのに、ぜんぜん痩せない……日々痛感する老いをごまかすのはもうやめませんか?人生の折り返し地点を迎えて、いままでのようにいかないことがどんどん増えていく。でも厚揚げやみょうが、大根おろしみたいに、若い頃にはわからなかったおいしさを理解することだって同じくらいあるはず。フードライターの白央篤司さんが、加齢によって変化する心身をなだめながら、作って食べる日々を綴った食のエッセイ。−−−−−昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。老化は誰でも起こるもの、さっさと早いうちにセルフケアして、より良い状態をキープしていかないと時間がもったいない。人生で食事を楽しめる回数なんて、毎日減ってゆくばかりだ。しなくていい無理をして、あるいは調子に乗り過ぎて飲食して、胃もたれで週末を苦しんで過ごすようなミスは繰り返しちゃいけない。(と、書きつつも私はまだたまにやってしまうけれど……)それに、つらいことばかりでもない。食における好みの変化は、若い頃には分からなかったおいしさを理解できるようになる、という側面もある。「昔はこんなもの、全然好きじゃなかったのに」なんてひとり食卓でつぶやいてしまうこと、ないだろうか。食べたくなくなるもの、食べにくくなるものの数と同じぐらい、新たな好物が見つかっていくという豊かな道もあるのだ。(「はじめに」より)