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生を取り戻す 生きえない生をめぐる精神分析体験

出版社名 金剛出版
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-7724-2072-3
4-7724-2072-X
税込価格 4,620円
頁数・縦 251P 22cm

商品内容

要旨

精神分析家の成熟とは…。本書には分析家が臨床的な営為に取り組む際に、…真実という概念を捉え、活用していく、その新たな方法が提示されている。

目次

第1章 真実と心的変化―序に代えて
第2章 思考の三形態―魔術的思考、夢思考、変形性思考
第3章 破綻恐怖と生きえない生
第4章 起きていることの真実を直観すること―ビオンの『記憶と欲望についての覚書』をめぐって
第5章 精神分析家になること
第6章 意識性という「贈り物」、その暗きアイロニー―カフカの『断食芸人』
第7章 全と無を包みこむ文字の生―ボルヘスの『バベルの図書館』
第8章 トーマス・H・オグデンとの会話

著者紹介

上田 勝久 (ウエダ カツヒサ)  
1979年三重県伊賀市に生まれる。現在、兵庫教育大学大学院臨床心理学コース准教授臨床心理士・公認心理師。受賞:日本心理臨床学会奨励賞(2015)、日本精神分析学会山村賞(2015)、京都大学大学院教育学研究科長賞(2016)、三好暁光学術奨励賞(2017)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)