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戦国家法の形成と公界 『結城氏新法度』と『相良氏法度』を読む

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-8158-1177-8
4-8158-1177-6
税込価格 13,200円
頁数・縦 550,16P 22cm

商品内容

要旨

戦国大名の領国経営を土台から捉え直す。君臣関係、軍事、賞罰、課役、契約など、多様な規定を含む家法。そこに現れる公界とは何か。当主の支配確立の試みから、武士・百姓・下人のあり様、そして流通・金融を担う商人との関係まで、法文の精緻な読解により、新たな歴史像を立ち上げる。

目次

序論
第1部 結城氏新法度(『結城氏新法度』の特徴
『結城氏新法度』の発生
政勝の所領認識
『結城氏新法度』の中の「犯罪」
『結城氏新法度』の中の「賞罰」
『結城氏新法度』の中の神社・仏寺・流通
『結城氏新法度』と「公界」
『結城氏新法度』の中の「披露・陳法・侘言」)
第2部 相良氏法度(為続法
長毎法
晴広法)
終論

出版社・メーカーコメント

戦国大名の領国経営を土台から捉え直す−−。君臣関係、軍事、賞罰、課役、契約など、多様な規定を含む家法。そこに現れる公界とは何か。当主の支配確立の試みから、武士・百姓・下人のあり様、そして流通・金融を担う商人との関係まで、法文の精緻な読解により新たな歴史像を立ち上げる。

著者紹介

安野 眞幸 (アンノ マサキ)  
1940年生。現在、弘前大学名誉教授。著書『バテレン追放令―16世紀の日欧対決』(日本エディタースクール出版部、1989年、サントリー学芸賞。2023年改訂増補版、ちくま学芸文庫)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)