田中小実昌哲学小説集成 2
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-005880-6
(4-12-005880-8) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 376P 20cm |
シリーズ名 | 田中小実昌哲学小説集成 |
商品内容
要旨 |
試写室へ向かう地下鉄で、バス旅の途中で―。コミさん、西田哲学と現代思想に挑む。著者晩年の代表的シリーズ「哲学小説」を初集成(全3巻)。巻末対談―池内紀+堀江敏幸/保坂和志+石川忠司。生誕100年記念出版。 |
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目次 |
なやまない(西田経 |
出版社・メーカーコメント
【田中小実昌 生誕100年記念刊行】『ポロポロ』から『アメン父』へ−−。幼少期、従軍、復員ののち東大哲学科入学。米軍基地のアルバイトで暮らし、翻訳家、小説家となって後も、コミさんは哲学に関心を持ち続けた。映画館への途中で、バスの旅で。カバンに忍ばせた文庫本に、文句と注釈をつけながらも読み続ける。そんな日々が、いつしか「小説」となる……。「哲学」「宗教」「小説」の三位一体のかんけいの謎を追究し、著者晩年の代表的シリーズとなった「哲学小説」を初集成(全三巻)。第2巻は『なやまない』『ないものの存在』。巻末に関連対談を付す。