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月面フォトアトラス 精細画像で読み解く月の地形と地質

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-416-52409-1
4-416-52409-9
税込価格 4,840円
頁数・縦 239P 30cm

商品内容

目次

月齢別月面ガイド
地域別月面ガイド(コペルニクス周辺
雨の海
静かの海
晴れの海
神酒の海
南部高地
南東部高地
中央部
嵐の大洋
湿りの海
北部高地
東緑部
雲の海とその東部
西緑部)
さらに月を知りたい人のために

出版社・メーカーコメント

夜空に浮かぶ月を観察すると、月の表面すなわち月面には模様がいくつか見えています。これらの模様は、クレーター、海、丘、ドームなどの地形ですが、天体望遠鏡を使えば、さらに詳細な地形まで観察が可能です。近年は、JAXAの小型月着陸実証機(SLIM)の月面着陸や人類を月面に着陸させる月探査計画「アルテミス計画」など、月探査計画が目白押しで、今後益々月面にへの関心が高まっています。 また、天体写真撮影において、特に月面写真のクオリティーは近年の画像処理技術の向上により探査衛星に匹敵するような精細画像が得られるようになりました。そこで本書は双眼鏡や天体望遠鏡を使って実際に月を観察する際に分かりやすいよう、地上の望遠鏡で撮影された「高精細な月面画像」をもとに、月の表側の地形を月齢別と見応えのあるエリア別分け、写真地図のような構成で、月の地形(クレーター、山脈、谷など)の位置や構造を画像の美しさとともに楽しむことができます。さらに個々の地形については地学的解説や由来などの解説を掲載します。加えて巻末にはふだん見ることのできない月の裏側についても、月探査衛星によって撮影された画像をもとに解説しました。本書は、一人の著者により「天文学」・「地学」の二つの視点から月面について解説書で、資料性が高く「月を観察して楽しむための事典」となります。

著者紹介

白尾 元理 (シラオ モトマロ)  
写真家・サイエンスライター。1953年、東京生まれ。東北大学理学部卒業、東京大学理学系大学院修士課程終了。高校時代にアポロ11号の月着陸に感動し、大学・大学院で地質学・火山学を専攻。1986年の伊豆大島噴火をきっかけに写真家を志す。以来、世界40ヵ国の火山、地形、地質などの写真を撮影・出版。1995年〜2010年のかぐや(SELENE)プロジェクトでは地形カメラ・HDテレビカメラの撮影計画に協力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)