近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか
中公新書 2842
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-102842-6
(4-12-102842-2) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 216P 18cm |
商品内容
要旨 |
明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。他方で中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。日清・日露戦争、満洲事変、日中戦争と経るなか、それは敵愾心から侮蔑、嘲笑へと変わっていく。本書は、明治から昭和戦前まで民衆の対中感情を追う。世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。赤裸々な図版から、古代中国への変わらぬ思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識、感情を描く。図版百点収載。 |
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目次 |
第1章 日清・日露戦争の明治期―同時代中国への蔑視(反中感情の高揚、激化する敵愾心―日清開戦 |
出版社・メーカーコメント
明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。 日清戦争、日露戦争、北清事変、満洲事変、そして日中戦争と経るなか、それは一層強くなっていく。 本書は明治から昭和戦前まで民衆の対中国感情の軌跡を追う。 世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。中国への赤裸々な図版を通し、古代中国への思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識を持った剥き出しの感情を描く。図版百点収載。