• 本

幸あれ、知らんけど

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-02-252041-8
4-02-252041-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 237P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • あの鐘を鳴らすのは、きっとこんなエッセイ

    妻と娘との何気ない日常を描くことが、静かな祈りの様に思えてくる。道端に咲く小さな花に植物図鑑で覚えた名前を思い出しながら、春から小学生になる子どもと通学路を歩く。その繋いだ手に、優しさやいたわりや触れ合うことを信じたい心が戻ってくる。あの鐘をならすのは平民金子さんのこのエッセイなんじゃないかと思う一冊。

    (2025年4月1日)

商品内容

要旨

全人類の心に沁みる珠玉のエッセイ集。朝日新聞好評連載を書籍化。

目次

第一章 その向こう(あほんだら、なにしてくれとんねん
日々を肯定する言葉、探しに
10年前、いまも残る細部の記憶 ほか)
第二章 普段着で町へ(離任式
一両編成の電車
減量を決意する ほか)
第三章 今いる世界に(ドラえもんの王国へ
ちょっとトイレに(石垣島日記1日目)
ハッピーマート(石垣島日記2日目) ほか)

出版社・メーカーコメント

神戸の街で40歳から子育てを始めた作者の、平凡だけどかけがえのない日常。 集団登校を見守り、50歳を前にラーメン漬け生活を捨て肉体改造に励む。 カレーうどんの汁を捨てる妻と大喧嘩、公園に恐竜がやって来る?  朝日新聞の人気連載を書籍化。帯文は岸政彦氏、柴崎友香氏。

著者紹介

平民 金子 (ヘイミン カネコ)  
1975年大阪生まれ。文筆家・写真家。中国、メキシコ、北海道、沖縄、東京などを転々とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)